[不思議な話] 2009年 真っ白!

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2009年の不思議な話。

福岡市東区、吉塚のアパートの2Fでの出来事

部屋の見取り図を示す。

(寝ている場所から、部屋の殆どが見渡せる)


時間は覚えていないが、寝ている時なので深夜だろう。

ふと目を覚ました


火事だ!

外の街灯の暗い灯りに照らされた部屋は
真っ白な濃い煙が充満していた。

飛び起きて部屋を見渡すが、炎と思わしきオレンジの光は見えない。

とにかく、逃げることにし

慌てて部屋の外に出て、1Fへ駆け下りた。

 
アパートの外に飛び出したの良いが、火事の様子が全くない。
1Fからも、2Fの隣の部屋からも煙が出ていない。

アパート全体を横から眺めたり、周りの様子を見たりしたが、全く火のケの煙も無い。
 
辺りは深夜の静寂に包まれていた。
 

寝ぼけたのだろうと苦笑しながら、自分の部屋へ戻った。

ドアを開けて、また呆然とした。
まだ、室内は煙で真っ白だった。

ドアの位置から4メートル程先のキッチンがうっすら見える程度。

どう対処すれば良いのか、まったく思いつかなかった。

しばらく困って部屋に入れず
ドアを開けたまま、部屋を眺めていた。


とりあえず、電灯を付けてみよう。
部屋に入らずとも手の届くところにスイッチがある。

短い点滅の後、灯りが付いた。

電灯の瞬く一瞬の間に、綺麗さっぱり、跡形も無く煙は消えていた。



冷静になって、気づいた事が3つある。

・あれ程の煙だったら多少苦しかったりするだろうが、それは感じていない。
・焼けた匂いは無かった。
・戻ってドアを開けて部屋を眺めていた時、煙が外に出なかった。


不気味でも無く、怖くも無く、驚きっぱなしだった話。


この現象は、この後も、福岡のこのアパートで一度
今住んでいる埼玉でも、一度発生している。


所感

これが、霊関係なのか、何なのか、さっぱり判らないけど、おもしろい。

3度も起きたので、また起きるだろうとは思う。

この現象で慣れてしまい、本当の火事で逃げ遅れてしまうというオチは避けたい。

注意書き:
可能な限り記憶に忠実に記述しています。
しかし、公開するものであること・記憶の劣化に伴う次の事柄をご了承ください。
(1) 記録であるため、「物語的な結末」は期待できません。
(2) 記事中の写真・地名・人名・店名など、全ての名称は実際のものとは完全に変えてあります。
(3) 人との会話は正確に覚えていない事が多く、その殆どは「こんな感じの会話」です。
(4) 日付を覚えていないことが殆どですので、記録の日付は適等です。
(5) (?)マークの付いた表現は記憶が曖昧であることを意味します。

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